楽桟敷での奉納神事の準備
この奉納神事は、戦国時代末期の慶長元年(1596)ごろ、この付近一帯に牛馬の疫病が流行したため、村人が農業の守護神をまつる赤崎神社に平癒祈願をしたところ、その願いがかなったので、立願成就の神恩に感謝し、楽踊りなどの芸能を奉納したのが始まりと伝えられています。

こちらは、湯本南条踊りの準備です。
この南条踊りは、「南条地(広島県)に伝わる盆踊りを吉川藩士が習って伝えた」「吉川軍と南条軍との戦いの中で、 吉川軍が武士を踊り子に変装させ、南条軍の城に入城して攻略した」などの逸話から、「南条踊」と呼ばれるようになったとの言い伝えがあります。
吉川藩(岩国藩)から湯本に伝わったのは1674年で、秋を告げる踊りとして「赤崎まつり」で毎年奉納され、昭和43年には山口県の無形民俗文化財に指定されました。




残念ながらここでタイムアウト・・・所用で「湯本南条踊」を取材することが出来ませんでした。(涙)
赤崎まつりの露店のにぎわい

青海島育ちのマッサン