国宝の瑠璃光寺五重塔は、応永6年(1399)の応永の乱で命を落とした大内義弘の菩提を弔うために、弟の盛見が建立を計画、嘉吉2年(1442)に完成したといわれています。
五重塔は、方三間で高さが31.2m、建築様式はおおむね和様式で一部に唐様式が見られます。
屋根は檜皮葺葺で、塔身部は上層部に向かって細くなっており、非常にすっきりとした印象です。
室町時代中期におけるすぐれた建築の一つで、大内文化の最高傑作であり、法隆寺、醍醐寺とともに「日本三名塔」の一つにも数えられています。
秋色の国宝 瑠璃光寺五重塔
☆大内弘世公之像
みなさんも、西の京 山口市「 秋色の国宝 瑠璃光寺五重塔」を、訪れられてはいかがでしょうか。
青海島育ちのマッサン