今回のアートお披露目式は、来賓に江原達也 長門市長、南野信郎 長門市議会議長、新谷勇 長門大津くじら食文化を継承する会副会長を迎え、関係者など20名が出席して行われました。
また、県議会開催中のため、笠本俊也山口県議会議員から、祝文をいただきました。
当初「除幕式」後にアートを披露する予定でしたが、強風のため「お披露目式」になりました。






主催者の挨拶(抜粋)
中村優 仙崎アート観光推進協議会副会長
仙崎アート観光推進協議会は、仙崎の街を更に元気にするため、「長門市コミュニティ創出支援事業補助金」や「本協議会活動賛同者」などからの支援をいただき、これまで第一弾として、仙崎出身の「青春の作詞家・大津あきら」の似顔絵、第2弾として、「仙崎の特産品・仙崎蒲鉾」を発信してまいりました。
この度、第3弾として、「クジラ絵」と「国内最初の捕鯨船・長周丸」をアートとして表現しました。
これは、瀬戸崎としての仙崎が、江戸時代より「日本4大古式伝統捕鯨地」として栄えた中で、明治32年、仙崎のこの場所に、日本で初めての捕鯨船を使うという近代捕鯨の組織「日本遠洋漁業株式会社」の本社が、置かれたという素晴らしい事実を広く知ってもらう為です。
今回の「鯨絵」は、本会の理事でもあります「イラストレーター尾崎眞吾画伯」による作品で、絵のサイズは縦1.8m、横2.6mです。
ザトウ鯨が大海原を勇壮に泳ぐ、躍動感あふれるものになっています。
次に「捕鯨船・長周丸」は、わが国最初の捕鯨船で、絵のサイズは縦0.7m、横1.2mです。
このアートは、周南市のマツノ書店発行の「明治の近代捕鯨 復刻版」から、引用させていただきました。
また、捕鯨船そばには、近代捕鯨の父「岡十郎」と「山田桃作」の顔写真も掲載しています。
今回の「鯨絵」と「捕鯨船・長周丸」のミューラルアートが、仙崎の鯨文化発信による街の活性化の一助になることを願っております。
青海島育ちのマッサン