2012年08月03日

長門市油谷・川尻古式捕鯨絵図

 今日の油谷・旬の景色は、向津具・川尻地区の「古式捕鯨絵図を、ご案内致します。

 川尻の町並みを散策していましたところ、川尻漁協建屋の前で、巨大な石碑とご対面しました。・・・石碑傍の籠がいいかも・・・


 川尻漁協.jpg



 萬歳悼石碑.jpg



 早速、興味の虫が騒ぎ出しました。・・・石碑の文字が読みづらかったので、漁協の方や地区のみなさんに、この石碑の読み方や由来を、訪ねましたが・・・何分古くからあったそうで・・・正確なことは不明でした。
 そこで、長門郷土文化研究会の藤井文則さんに、問い合わせたところ、この石碑は、弘化2年(1845)から5ヵ年をかけて造られた「万歳波止場」を記念して、昭和36年に建立された「萬歳悼」だそうです。



 川尻漁協の方から、漁協建屋の2階に、川尻古式捕鯨の関連資料が展示されている・・・とお聞きしましたので、早速2階に上がってみました。

 2階の入口右側に、古式捕鯨のお宝が、展示されていました。


 古式捕鯨資料展示棚.jpg



 2階の大広間には、古式捕鯨の数々の資料が、展示されていました。

 古式捕鯨資料展示.jpg



 古式捕鯨捕鯨資料の中から「古式捕鯨絵図」を、ご紹介致します。
 この絵図からは、当時の古式捕鯨の様子が、リアルに伝わってきます。
 勇壮な男衆の「意気込みやチームワーク」等が伺えますね!


 古式捕鯨絵図1.jpg



 古式捕鯨絵図2.jpg



 古式捕鯨絵図3.jpg



 鯨鱗の霊・・・この地は、鯨児捕獲の都度、その鼻骨埋葬して、その霊を弔っていたそうです。

 鯨鱗の霊.jpg



 今回は、駆け足で「川尻地区」を散策しましたので、次回川尻を訪れた際は、古式捕鯨の由来や関連記念碑、関連寺院等を探索致しまして、具体的にご案内したいと考えています。

 青海島育ちのマーくん


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posted by 青海島育ちのマッサン at 06:40| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 油谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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