2013年08月23日

山口県萩市「毛利家菩提寺(奇数藩主)東光寺」(1)

 今日の萩市旬の景色は、8月21日(火)午後の「毛利家菩提寺(奇数藩主)東光寺」その1を、ご案内致します。

 東光寺の位置
 


 山口県萩市にある東光寺は、元禄4年(1691)に萩藩三代藩主 毛利吉就公が開基となって創建された黄檗宗(おうばくしゅう禅宗の一派)の寺院です。
 寺院敷地内には、4件の国指定重要文化財(建造物)があり、毛利家墓所(奇数藩主)を含め境内が史跡に指定されているため、歴史的にとても重要な寺院として萩市の観光ルートにもなっています。

 東光寺案内書より

 「みどころ

 ●明末、清初の中国風の雄大華麗な建築美
 ●春蘭秋菊の美を競う諸堂の扁額、柱聯にみる黄檗墨跡
 ●静寂、そして幾何学美をもつ毛利氏廟所

 「沿革

 萩市大字椿東字椎原にあり山号を護国山といい、元禄4年(1691)萩藩三代藩主毛利吉就が建立しました。吉就は若くして深く黄檗宗(おうばくしゅう禅宗の一派)に帰依して、京都府宇治市、本山黄檗山万福寺に範を求めて広壮な堂宇を建立し、萩出身の高僧慧極道明禅師を開山に迎えました。
 吉就の没後ここに墓所を営み、毛利氏菩提寺となりました。黄檗三叢林の随一と称えられ、文化年間の最盛時には全山塔40棟を数えたといいます。

 「建築物

 中国の明時代の末から清時代の初めにかけての黄檗伽藍様式で、伽藍配置は龍の形を表わしたものと伝えられています。

 @総門 元禄6年(1693)頃の建立 重要文化財
 A三門 文化9年(1812)建立 重要文化財
 B鐘楼 元禄7年(1694)頃の建立 重要文化財
 C大雄宝殿 元禄11年(1698)建立 重要文化財
 D大方丈書院 寛政4年(1792)建立



 東光寺総門と説明板


 東光寺総門.jpg



 東光寺総門説明.jpg 



 黄檗宗(おうばくしゅう)の寺院・・・山号は護国山

 護國山東光寺.jpg



 入り口の総門をくぐりますと、入場券販売所があります。
 ここで、300円を支払います。


 入場券売り場.jpg



 この入場券販売所の傍には、六地蔵様があります。

 六地蔵.jpg



 入場券販売所の前には、「毛利家東光寺供養塔」が建立されています。

 毛利家東光寺供養塔.jpg



 入場券販売所から進みますと、正面に「三門」があります。

 東光寺三門.jpg



 東光寺山門の説明板

 東光寺三門説明.jpg



 東光寺山門の前後

 東光寺三門前から.jpg



 東光寺三門後から.jpg



 緑に包まれた参道を進み「大雄宝殿」と呼ばれる本殿に向かいます。

  東光寺の参道

 参道.jpg 



 明日は、山口県萩市「毛利家菩提寺(奇数藩主)東光寺」その2を、ご案内致します。

 青海島育ちのマーくん









 
posted by 青海島育ちのマッサン at 07:16| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 萩市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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