2013年09月13日

長門市東深川「赤崎神社大祭奉納神事 湯本南条踊」(1)

 今日の長門市東深川・旬の出来事は、秋空の下9月10日(火)午後2時30分から、赤崎山楽桟敷(国指定重要有形民俗文化財)で行われた、「赤崎神社大祭奉納神事 湯本南条踊(県指定無形民俗文化財)」その1を、ご案内致します。

 「赤崎まつり」の奉納神事は、慶長元年(1596)ごろ、牛馬の病気が流行し、農業の守護神をまつる赤崎神社に祈願をしたところ、その願いがかなったので、それ以来、神恩に感謝するため、毎年9月10日に楽踊りの奉納が行われています。

 赤崎神社と赤崎山楽桟敷の位置


 




 赤崎神社・・・参拝のみなさんで賑わっています。

 赤崎神社.jpg



 県指定無形民俗文化財の「湯本南条踊」とは、
ななびHPより

 深川湯本地区の湯本・門前・三之瀬の三部落によって奉納される民族芸能。
 もと岩国藩の吉例踊りとして、吉川氏の故地安芸の新庄から伝承されたものであるが、江戸初期俵山在住の萩藩士木嶋某が公務で岩国出張の際習得して帰り、俵山に伝承していたものを、延宝2年(1674)に湯本村の庄屋平川某の懇望により、俵山村より伝授を受け、以後赤崎神社の例祭に奉納され現在に継承された。

 南条踊りは、戦国時代に毛利家家臣の吉川元春が伯耆国(ほうきのくに・現在の鳥取県)羽衣石(うえいし)の城主・南条元続を攻略した際、吉川軍の壮士数十名を踊子に仕立てて城に入り、南条軍の攻略に成功したという故事にちなんだ武略の踊りで、風流系の民俗芸能である。
 しかし、岩国の南条踊の態様とはかなり異にしており、歌詞も豊富で、40人に及ぶ踊子を擁する豪壮華麗な風流である。


 勇壮・華麗な衣装を纏った「湯本南条踊隊」が、赤崎神社楽桟敷・谷底の踊庭(おどりにわ)に入場してきました。


 湯本南条踊1.jpg



 湯本南条踊2.jpg



 湯本南条踊3.jpg



 ほっちゃテレビさん等が、この「湯本南条踊」の取材をされていました。

 マスコミ1.jpg



 マスコミ2.jpg



 踊ながら豪壮華麗な「湯本南条踊隊」の入場が続きます。

 湯本南条踊4.jpg



 湯本南条踊5.jpg



 湯本南条踊6.jpg



 大勢のみなさんが、この豪壮華麗な「湯本南条踊」を、興味深げに観ておられます。

 大勢のお客様.jpg



 明日は、長門市東深川「赤崎神社大祭奉納神事 湯本南条踊」その2を、ご案内致します。

 青海島育ちのマーくん




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posted by 青海島育ちのマッサン at 11:12| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 深川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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