2013年10月26日

ソフトバンクはJR九州の「加治屋 蓮の交渉権獲得」

 今日の福岡旬の情報は、10月24日(木)午後5時から、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催されたプロ野球のドラフト会議で、「福岡ソフトバンクホークスはJR九州の加治屋 蓮の交渉権獲得」を、ご案内致します。

 福岡ソフトバンクは外れ1位でJR九州の加治屋蓮投手(21)=宮崎・福島高出身=の交渉権を獲得した。
 最多5球団が競合した桐光学園高(神奈川)の松井、外れ1位でヤクルトと競合した国学院大の杉浦を抽選で外したものの、加治屋は地元九州で生まれ育った実力派右腕。ホークスの元エース斉藤和巳氏(35)にあこがれ、実力を付けた一番星がJR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」に負けない輝きで、来季V奪回の使者になる。

 ■テレビ中継見ず

 栄光の1位指名にもかかわらず、加治屋は自らの名前を呼ばれたときに食事を取っていた。予想もしていなかったから、テレビさえ見ていなかった。社会人野球の日本選手権に備え、宿泊している大阪市内の宿舎。練習を終え、野球部の仲間と食事会場で夕食に舌鼓を打っていたときだった。

 王会長が2度連続で抽選を外してからの「3度目」の1位指名。自分の名前が呼ばれたことを、携帯電話でチェックしていた同僚から伝え聞いた。「信じられなかった。(上位指名は)ないと思っていたので、テレビも携帯も見ていなかった」。指名から2時間近くが経過して始まった会見でも驚きを隠せなかった。

 「外れの外れ」とはいえ、正真正銘の1位指名に違いはない。12人しか選ばれない栄誉。その重みをかみしめると、その表情は、驚きから徐々に責任感へと包まれた。
 「小学生のときに初めて見たプロ野球がホークスの試合。あこがれの球団で野球ができることがうれしい」。大きな期待を背負ったことを理解すると、緊張気味に話した。

 目指すは「斉藤和巳2世」だ。宮崎・福島高では甲子園出場経験もなく無名の存在。JR九州に進み、才能が開花した。長身と長いリーチを生かした投球フォームが固まるにつれて球速がアップ。社会人2年目に初めて最速150キロを計測し、現在では152キロまで達した。
 昨年1月には左すねに「シンスプリント」と呼ばれる疲労骨折に似た症状を発症。半年以上走ることすらできなかったが「野球ができない間に外から見て、配球とか多くのことを学べた」と、挫折もプロ入りへの原動力に変えてみせた。

 ■V奪回の即戦力

 密着マークを続けていた福山龍太郎スカウト(九州地区担当)は「真っすぐの切れと、140キロを超える高速フォーク。これだけで抑えられる」と、実力を高く認める。角度のある直球と高速フォークボールといえば、タカのエースとして活躍した斉藤和巳氏の代名詞だった。
 「子供のころから斉藤和巳さんが目標だった。一緒にプレーできないのは寂しいですけど、いつかは超えられるような投手になりたい」。今季限りでユニホームを脱いだ右腕の「後継者」となって、来季V奪回の使者になってみせる。

 JR九州といえば、豪華寝台列車「ななつ星in九州」が大きな話題をさらったばかり。今度はタカの一番星がスケール感あふれる投球で、故郷を熱く盛り上げる。



 ソフトバンクから1位指名を受け、マスコット人形を手に笑顔でポーズをとるJR九州・加治屋

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 鍛冶屋 蓮 投手

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 鍛冶屋蓮投手2.jpg



 鍛冶屋蓮投手3.jpg



 福岡ソフトバンクホークスの秋山監督

 秋山監督1.jpg



 秋山監督2.jpg



 今回の情報は、西日本新聞さんとTNC(テレビ西日本)さんから、引用せていただきました。

 青海島育ちのマーくん








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posted by 青海島育ちのマッサン at 06:11| 山口 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 福岡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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