2013年12月23日

長門市油谷・津黄地区「今が旬 龍宮の潮吹」(1)

 今日の長門市油谷・旬の景色は、12月23日(月)午後の津黄地区「龍宮の潮吹」その1を、ご案内致します。

 油谷・津黄地区「龍宮の潮吹」の位置




 油谷・津黄地区

 津黄地区1.jpg



 津黄地区2.jpg

 

 龍宮は、宇津賀半島北端の海蝕地形の総称のことです。この一帯は第4紀洪積世の玄武岩からなっており、玄武岩の横臥の奥に龍宮があると伝えられ、舟隠しといわれている場所もあります。
 また潮吹とは、打ち寄せる波が絶壁下海面近くの、わずか縦1m、幅20cmの穴に突入し、奥の空洞に圧縮された空気が海水を激しく外に出そうとして、上方に海水を噴出させる噴潮現象のことです。

 北よりの風が吹き(秋から冬が最良時)海がしけると潮が上がり、海水を最大30mも吹き上げ、遠くから眺めれば龍が天に向かって昇るありさまに似て、飛び散るしぶきは太陽を反射して銀の砂をまくような光景が見られます。
 また、この奇観は龍神のなせるわざとして、広く里人の間に信仰を集め、とりわけ干ばつの際には近郷より雨乞いに集まる人が多かったと言われています。



 龍宮の潮吹き説明.jpg



 この時期今が旬の国指定天然記念物及び名勝「龍宮の潮吹

 龍宮の潮吹き1.jpg



 龍宮の潮吹き2.jpg



 龍宮の潮吹き3.jpg



 明日は、長門市油谷・津黄地区「今が旬 龍宮の潮吹」その2を、ご案内致します。

 青海島育ちのマーくん








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posted by 青海島育ちのマッサン at 18:04| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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