2014年06月07日

山口県長門市油谷 国指定天然記念物及び名勝「龍宮の潮吹」

 今日の山口県長門市油谷・旬の景色は、5月31日(土)午前の津黄地区 国指定天然記念物及び名勝「龍宮の潮吹を、ご案内致します。

 油谷・津黄地区「龍宮の潮吹」の位置
[ここに地図が表示されます]


 油谷・津黄地区津黄地区1.jpg

 この日は快晴で波静かなため、「龍宮の潮吹」とは、
ご対面できませんでした。

 龍宮の潮吹1.jpg

 龍宮の潮吹の説明
 龍宮とは、宇津賀半島北端の海蝕地形の総称のことで、この一帯は第4紀洪積世の玄武岩からなっており、玄武岩の横臥の奥に龍宮があると伝えられ、舟隠しといわれている場所もあります。
 また潮吹とは、打ち寄せる波が絶壁下海面近くの、わずか縦1m、幅20cmの穴に突入し、奥の空洞に圧縮された空気が海水を激しく外に出そうとして、上方に海水を噴出させる噴潮現象のことです。

 北よりの風が吹き(秋から冬が最良時)海がしけると潮が上がり、海水を最大30mも吹き上げ、遠くから眺めれば龍が天に向かって昇るありさまに似て、飛び散るしぶきは太陽を反射して銀の砂をまくような光景が見られます。
 また、この奇観は龍神のなせるわざとして、広く里人の間に信仰を集め、とりわけ干ばつの際には近郷より雨乞いに集まる人が多かったと言われています。


 龍宮の潮吹説明.jpg

 冬場の「龍宮の潮吹
 龍宮の潮吹2.jpg

 津黄地区の済んだ海
 津黄地区2.jpg

 澄んだ海.jpg

 上からの龍宮の潮吹.jpg

 沖合の漁船
 漁船.jpg

 青海島育ちのマーくん





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posted by 青海島育ちのマッサン at 10:58| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 油谷 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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