2014年10月04日

NHK連続テレビ小説「花子とアン」福岡県飯塚市「旧伊藤伝右衛門邸」(7)

 今日の福岡県飯塚市旬の景色は、9月27日(土)午後の、NHK連続テレビ小説花子とアンで注目スポットになりました「旧伊藤伝右衛門邸」その7を、ご案内致します。

 旧伊藤伝右衛門邸の南・北・西の各棟の素晴らしさを堪能した後は、白蓮館、伊藤伝右衛門特別展会場に向かいます。
 南棟白蓮館、伊藤伝右衛門特別展会場、国指定名勝・庭園への入口「くぐり門

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 白蓮館
 歌人白蓮、その腹心の友である村岡花子。明治・大正・昭和と時代を駆け抜けた2人の貴重な品々、『赤毛のアン』原作本、書画、資料、写真など初公開品を含む約300点が特別展示されています。

 柳原伯爵の家系で愛育された白蓮は、14歳で子爵北小路家に嫁ぐも5年後に離婚。その後27歳のとき、一代で巨万の富を築いた立志伝中の炭鉱王、伊藤伝右衛門と再婚し筑豊の地へ嫁ぎました。

 大正天皇の従妹にあたる白蓮を迎えた伝右衛門は、豪奢な住まいを用意し、歌集の出版を後押しし、金銭的に何不自由ない暮らしを与えました。しかし、白蓮は伝右衛門の愛情を感じることができず孤独に懊悩し、その苦しみを歌に託すことを生きがいとします。

 大正7年、白蓮が記した戯曲を通じて知り合った7歳年下の宮崎龍介と出会い、700通のラブレターを交わすほど熱烈な恋に落ち、大正10年に事件を起こします。
 「・・・私は金力を以つて女性の人格的尊厳を無視する貴方に永久の決別を告げます。・・・」という内容の伝右衛門への絶縁状を新聞紙上に公開して駆け落ち。
 姦通罪がある時代に白蓮が起こしたこの行為は、当時大きな波紋を巻き起こし白蓮事件と呼ばれました。

 『柳原白蓮』ゆかりの地 福岡県・飯塚市 より


 館内は撮影禁止・・・涙・・・(>_<)
 白蓮館1.jpg

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 伊藤伝右衛門特別展(書生棟)
 飯塚の地に数々の功績を残した、筑豊の炭鉱王「伊藤伝右衛門」の足跡が分かり易く展示されています。
 
 伊藤伝右衛門特別展(書生棟).jpg

 伊藤伝右衛門.jpg

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 展示物1.jpg

 展示物2.jpg

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 明日は、NHK連続テレビ小説花子とアンで人気沸騰の福岡県飯塚市旧伊藤伝右衛門邸その8を、ご案内致します。

 青海島育ちのマーくん






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posted by 青海島育ちのマッサン at 17:37| 山口 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 福岡 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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