長門案内マップ
青海島の東部に位置する通地区は、江戸時代から明治の終わりまで、古式捕鯨で栄えた町でした。

通地区には、国指定重要有形民俗文化財の「140点の捕鯨用具」、鯨の胎児を埋葬した国指定史跡の「青海島鯨墓」、国指定重要文化財の「早川家住宅」などがあり、古式捕鯨の里として知られています。

くじら資料館
青海島の通地区で行われていた「古式捕鯨」に関する資料を、保存、展示する資料館です。
鯨と共に生きた漁師の写真や古式捕鯨の道具、鯨唄に使われた太鼓など貴重な資料から、当時の様子が伺えます。



くじら資料館のパンフレット


くじら資料館
開館時間
9:00-17:00(最終入館16:30)
入館料
一般200円(160円)、小中高校生100円(80円)
※()内は20名以上の団体料金
下記に該当する方は、証明書等をご提示すれば
入館料が免除(無料)されます。
長門市在住の方…住所の分かる証明書等
障害者の方…療育手帳、身体障害者手帳、
精神障害者保健福祉手帳戦傷病者手帳
休館日 毎週火曜日(祝日の場合は開館)
駐車場 7台/無料
アクセス
・JR山陰本線「長門市駅」からバスで約30分、
「通漁協前」下車、徒歩すぐ
・中国自動車道「美祢IC」から約60分
国指定史跡「青海島鯨墓」
青海島鯨墓は元禄五年(1692)、向岸寺五世讃誉上人の隠居所である清月庵(観音堂)に建立されました。
鯨墓は花崗岩で作られ、高さ2.4メートル、幅0.46メートルで、 正面に「南無阿弥陀仏」と刻まれその下に「業尽有情 雖放不生 故宿人天 同証仏果」と刻まれています。
また側面には願主として設楽(しだら)孫兵衛、 池永藤右衛門、早川源右衛門の三人の鯨組み網頭の名が刻まれています。

この青海島鯨墓は、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選ばれています。
みなさんも、古式捕鯨の里通地区で、鯨文化を探訪されては、いかがでしょうか!
青海島育ちのマッサン
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