2016年09月27日

山口県萩市「道の駅ハピネスふくえ」大板山たたら製鉄遺跡案内

 今日の山口県萩市旬の情報は、9月24日(土)午後の福栄地区「道の駅ハピネスふくえ大板山たたら製鉄遺跡インフォメーションセンターを、ご案内致します。

道の駅ハピネスふくえ」の位置

[ここに地図が表示されます]


「道の駅ハピネスふくえ」
 各種パスタ料理が楽しめるレストラン、地元特産品直売所、シクラメン等の花が買いもとめられる温室、福栄の歴史や暮らしが少し見えてくる郷土コーナー、ふれあい広場では、毎日とれたばかりの新鮮な野菜市が開設されています。

 道の駅「ハピネスふくえ」1.jpg

 道の駅「ハピネスふくえ」2.jpg

 大板山たたら製鉄遺跡インフォメーションセンター
 大板山たたら製鉄遺跡インフォメーションセンター.jpg

 展示室.jpg

 大板山たたら製鉄遺跡説明
 砂鉄を原料に、木炭を燃焼させて鉄を作っていた江戸時代の製鉄所の跡。
 日本の伝統的な製鉄方法であるたたら製鉄の遺跡で、1750年代〜1860年代の間に3回操業していました。
 恵美須ヶ鼻造船所で建造した1隻目の西洋式帆船「丙辰丸」を建造する際に、大板山たたらで製鉄されたものが船釘などに利用されました。
 建物跡などの遺構が露出した形で整備されています。


 大板山たたら製鉄遺跡説明.jpg

 大板山たたら製鉄遺跡平面図.jpg

 西洋式帆船「丙辰丸」
 西洋式帆船「丙辰丸」.jpg

 絵巻「先大津阿川村山砂鉄洗取之図」
 江戸時代末期の狩野派の絵師作と伝えられています。たたら吹き製鉄法は、近世から近代にかけて良質の砂鉄産地である中国地方において著しく発達したわが国独自の製鉄法です。
 防湿防水下部構造を持った箱型炉(たたら炉)を用いて、たたらと呼ばれる踏み鞴(ふいご)で送風、溶解を行います。絵巻は、製鉄の工程(原料砂鉄の採取、燃料木材の生産、たたら炉での製鉄、たたら鉄から商品としての鉄や鋼の製造)を詳細に伝えています。

 絵巻「先大津阿川村山砂鉄洗取之図」説明.jpg

 絵巻「先大津阿川村山砂鉄洗取之図」1.jpg

 絵巻「先大津阿川村山砂鉄洗取之図」2.jpg

 明日は、山口県萩市福栄地区「大板山たたら製鉄遺跡現地探訪を、ご案内致します。

 青海島育ちのマッサン






posted by 青海島育ちのマッサン at 11:43| 山口 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 萩市 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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