2017年09月13日

赤崎神社奉納神事「湯本南条踊り」山口県長門市東深川

 今日の山口県長門市旬の出来事は、9月10日(日)午後の赤崎神社奉納神事湯本南条踊りを、ご案内致します。

 国指定重要有形民俗文化財の「赤崎神社楽桟敷」周辺を会場に「赤崎まつり」が開催され、奉納神事として式三番叟、楽踊り「虎の子渡し」と「月の前の伶楽」、湯本南条踊りが披露されました。

 赤崎神社は、慶長元年(1596年)に建立された神社で、この日も、参拝者で賑わっていました。

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 奉納神事は、赤崎神社の隣にある「楽桟敷」(国指定重要有形民俗文化財)で行われました。
 江戸時代に造られたこの「楽桟敷」は、すり鉢状の自然の地形を活かした野外劇場で、文化財として高い評価を得ています。

 赤崎神社楽桟敷石碑.jpg

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 赤崎神社の奉納神事は、牛馬の疫病が流行したため、赤崎神社に祈願したところ、その願いがかなったことにより、立願成就の神恩に感謝し、楽踊りなどの芸能を奉納したのが始まりと伝えられています。

 奉納踊りのひとつ「湯本南条踊り」は、県指定の民俗無形文化財に指定されています。
 南条踊りの起源は、羽衣石城主・南条元続との戦いに勝利した毛利家・吉川元春が、南条方から踊りを伝え受けさせたのが始まりと言われています。
 その後、俵山村の藩士が吉川家の許しを得て習得、さらに、湯本村の庄屋平川某が「他の地方には伝授しない」約束で習得し、今日までお踊り継がれています。


 ほら貝を合図に踊りを入れつつ入場。 
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 湯本南条踊り2.jpg

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 勇壮な舞とかけ声は、武士らしい凛々しさとを感じさせてくれます。
 踊り隊外輪の28人が円形を作り中踊6人は中央で向い合って円形を作り、吹貫は輪の中に向い合って位置し、新発意は輪の中を踊歩きます。

 隊形ができると、新発意は神社に向って静止し、花団扇をかざして「東西−南条赤崎大明神、例年の通り南条踊を仕る、さあらは太鼓をかしらにお願い申そう」と称え、中踊は太鼓鐘ささらのリズム面白く囃子を謡い、側踊は手振足振り勇しく踊り、吹貫も大輪を巡らしながら踊ります。
 新発意文箱をかつぎながら大花団扇を振りかざして輪中をかけ巡ります。
 最後に「明年参いろ又参いろー」と謡いおさめて、トウエイ、シャンシャンシャンと拍子面白く終了します。


 湯本南条踊り5.jpg

 湯本南条踊り6.jpg

 湯本南条踊り7.jpg

 湯本南条踊り8.jpg

 湯本南条踊り9.jpg

 湯本南条踊りが終りました。
 湯本南条踊保存会のみなさん、勇壮な舞を披露していただき、ありがとうございました。
 湯本南条踊り終了1.jpg

 湯本南条踊り終了2.jpg

 明日は、赤崎神社奉納神事月の前の伶楽」山口県長門市東深川を、ご案内致します。

 青海島育ちのマッサン





posted by 青海島育ちのマッサン at 06:29| 山口 ☀| Comment(0) | 深川 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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