2017年10月15日

平成29年度長門郷土文化研究会・歴史探訪「門司港レトロ」(4)

 今日の福岡県北九州市旬の情報は、10月12日(木)の平成29年度長門郷土文化研究会歴史探訪「門司港レトロ」その4として、プレミアホテル門司港、旧大阪商船、旧門司三井倶楽部などを、ご案内致します。

 プレミアホテル門司港
 イタリア建築界の巨匠アルド・ロッシが設計したプレミアホテル門司港は、世界に誇ることのできる門司港レトロのランドマークです。
芸術作品とまで評されるその造形美は、今や関門海峽の風景に溶け込み周囲の歴史的建築物と同様に、
そこに何十年と存在しているかのような強い存在感を放ち続けています。

 門司港ホテル1.jpg

 門司港ホテル2.jpg

 旧大阪商船
 大正六年(1917)に建てられた大阪商船門司支店を修復したものです。オレンジ色タイルと白い石の帯が調和したデザインの外観と八角形の塔屋は非常に美しい建屋です。
 現在、1階は『わたせせいぞうと海のギャラリー』と門司港を中心とした地域作家の作品ブランド商品を販売している『門司港デザインハウス』、2階は貸しホールとなっています。

 旧大阪商船.jpg

 旧門司三井倶楽部
 大正十年に三井物産の社交倶楽部として、門司区谷町に作られました。建物はハーフティンバー様式(木骨様式)と呼ばれるヨーロッパ伝統の木造建築工法で作られたもので、木造の骨組みの間を漆喰やレンガ、石などを使って埋めて壁が作られ、木造の骨組みがそのまま外観デザインのアクセントとなっています。

 旧門司三井倶楽部.jpg

 旧門司三井倶楽部説明.jpg

 アインシュタイン・メモリアルルーム
 大正11年11月17日、講演のために来日したアインシュタイン博士夫妻が福岡での最後の講演のためこの三井倶楽部に宿泊。日本での思い出と共に、12月29日門司港から棒名丸で上海に向けて出航しました。
 記念すべきその部屋は当時のままの姿で保存され、アインシュタインメモリアルルームとして公開されています。
 アインシュタインのプロフィール
ドイツの理論物理学者。1905年に特殊相対性理論を創始し、3編の論文を 発表して一躍学会の第一線に立つ。1914年ベルリン大学教授。カイザー・ ウィルヘルム研究所所員となり、一般相対性理論の建設に努力し、1921年ノーベル物理学賞を受賞。
 
 アインシュタイン・メモリアルルーム1.jpg

 アインシュタイン紹介.jpg

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 アインシュタイン・メモリアルルーム1.jpg

 門司出身の女流作家「林芙美子の記念室
 林芙美子の記念室.jpg

 林芙美子紹介.jpg

 女学校時代の林芙美子.jpg

 林芙美子文学へのめざめ.jpg

 旧門司三井倶楽部の前で、記念撮影を行いました。
 みなさんの表情が素晴らしいですね!!!

 旧門司三井倶楽部前で記念撮影.jpg

 明日は、平成29年度長門郷土文化研究会歴史探訪「門司港レトロ」その5を、ご案内致します。

 青海島育ちのマッサン






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posted by 青海島育ちのマッサン at 16:38| 山口 ☔| Comment(0) | 九州 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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