2017年11月04日

山口県長門市青海島・大日比「西圓寺の山門と秋の色」

 今日の山口県長門市旬の景色は、11月4日(土)午後の青海島大日比西圓寺の山門秋の色を、ご案内致します。

 西圓寺の位置

[ここに地図が表示されます]


 西圓寺の説明板
 西圓寺説明板.jpg

 西圓寺はもと真言宗の寺院であったが、元禄年間向岸寺讃誉上人を開山として浄土宗として再発足したと伝えられる。 その後、法岸、法州、法道上人の三師によって江戸中期には、浄土宗布教の根本道場として栄えた。

 本堂は伝存の棟札によると文政8年1825の建築であり、入母屋造り本瓦正面9間、側面8間の方丈形で、 材質に欅を主体とする。 向拝がなく、入口を左右両橋にとる特異な形式をもち、向って右側から女性が、左側から男性参詣者が出入りするようになっている。 本堂はもっぱら念仏と御講説の場で、簡素ではあるが、堅実な造りである。

 山門はもと萩の大照院にあって、明治4年(1871)の寺禄廃止に伴い、移築されたと伝えられる。

材質に欅を主体とし、3間二重門、正面向拝1間付で格式のある山門である。 全体規模は小さいが、禅宗様の特色と意匠に工夫をこらした優秀な作品である。 建立年代は詳かではないが、寛政年間(1790年代)のものと考えられる。


西圓寺の山門と秋の色
 西圓寺.jpg

 西圓寺山門と秋色1.jpg

 西圓寺山門と秋色2.jpg

 西圓寺山門と秋色3.jpg

 西圓寺山門と秋色4.jpg

 参道からの山門
 西圓寺山門と秋色5.jpg

 境内からの山門
 西圓寺山門と秋色6.jpg

 西圓寺の山門と秋色の景色で、身も心も癒されました。

 青海島育ちのマッサン










 
【関連する記事】
posted by 青海島育ちのマッサン at 16:17| 山口 ☀| Comment(0) | 大日比 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: