これは、昨年12月に長門市で開催された日露首脳会談のレガシーとなるためのもので、また安倍首相が示されたロシアとの8項目の経済協力プランに基づく、人的交流の拡大を実現するための日露の自治体間交流の一環です。
市内滞在中は、両市の協力関係発展のため、社会、文化、観光、スポーツ及び両市における市民生活を反映した共同イベントの開催に係る支援や、教育、観光、文化及び公共スポーツ団体に対する支援などについて、協力し合う旨を書面にした、「長門市及びソチ市間の協力に関する共同声明」への調印や、山口県知事表敬訪問、また家庭用ごみ処理施設や俵山温泉等、市内各所の視察等も行われる予定です。
今日の山口県長門市旬の出来事は、12月18日(月)午後のロシア・ソチ市代表団が青海島通地区の日露兵士の墓視察その1を、ご案内致します。
日露兵士の墓入口で知人の方とご対面


歓迎の準備
通地区の自治会の方、通小学校の児童、幼稚園・保育園の園児など80名が歓迎しました。


ロシア・ソチ市代表団の方々到着され、通地区のみなさんが熱烈歓迎されました。




ロシア・ソチ市代表団が、日露兵士の墓がある大越の浜に到着されました。

ロシア・ソチ市代表団が日露兵士の墓に到着

日露兵士の墓が並んでいます。

日露戦役露艦戦士之墓
(現在の墓は昭和43年(1968)通地区の有志で建立)
明治38年5月27日、対馬海峡通過のロシア・パルチック艦隊を、東郷長官率いる日本連合艦隊が迎え撃った。意表を突いた日本艦隊の作戦でロシア艦隊は壊滅し、日本の大勝利となった。
海戦の砲声は、遠く大津郡(現 長門市)までも届いた。
この時も、戦死したロシア兵士の遺体が大越の浜にあがったので、浦人は敵兵の遺体も、常陸丸の日本兵と同様、ねんごろに葬り供養を続けています。

日露戦役常陸丸遭難者之墓
明治37年(1904)2月に日露戦争が起こり開戦後の6月16日、千人を超える兵士を満載した輸送船「常陸丸」は、対馬海峡でロシア艦艇の砲撃をうけて沈没し、ほとんどの兵士が船と運命を共にした。
その兵士らの遺体が、遠く通浦大越の浜に漂流したので、浦人は遺体をこの浜に丁重に葬った。

明日は、ロシア・ソチ市代表団が長門市青海島通地区の日露兵士の墓を視察その2を、ご案内致します。
青海島育ちのマッサン
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