2021年02月08日

長門市青海島 国指定史跡及び天然記念物「大日比夏みかん原樹」

 今日の山口県長門市旬の景色は、 国指定史跡及び天然記念物「大日比夏みかん原樹を、ご案内いたします。

 夏みかんは、青海島の大日比地区に発祥した柑橘類で、ダイダイ、ナツダイダイ、ナツカンとも呼ばれています。
 大日比ナツミカン原樹は江戸時代中頃(18世紀)に、この地に漂着した果実を拾って、西本チョウが播種したとの伝えがあります。
 のちに萩城下でも植えられ、食用として広く栽培されるようになりました。

 大日比夏みかん原樹案内.jfif

 大日比夏みかん原樹.jpg

 国の天然記念物.jpg

 説明日.jpg

 昭和56年に原樹の保護のため、当時の山口県萩柑きつ試験場が、原樹の枝を切り試験場へ持ち帰って挿し木で定植した。
 その後平成20年に、萩柑きつ試験場の廃止にともない、原樹の分木(純粋な原樹のDNAを持つ)が長門市に引き継がれ、現在は原樹のそばに移植されました。

 大日比夏みかん原樹DNA.jpg

 長門ナツミカン物語.jpg

 ほのかな芳香をもつ夏みかんの白い花は「県花」となっています。

 青海島育ちのマッサン






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posted by 青海島育ちのマッサン at 16:44| 山口 ☀| Comment(0) | 大日比 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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