北長門海岸国定公園の中心にある青海島は、周囲約40kmで、別名「海上アルプス」と呼ばれ、大自然が削り上げた洞門や断崖絶壁・石柱など数多くの芸術作品が多くあり、まさにスケールの大きい自然美術館と言えます。
仙崎出身の童謡詩人・金子みすゞさんは、この青海島をこよなく愛していました。
みすゞさんは、大日比地区に住んでいた叔母の前田ミヨ宅をよく訪れて、自然や生き物を大切にする思いやりの心を育みました。
生き物を思いやる「詩」に、「大漁」や「鯨法会」などがあります。
また、みすゞさんが詠った「仙崎八景」の中には、青海地区の「波の橋立」と「花津浦」、大泊地区の「大泊港」「王子山」があります。

青海島育ちのマッサン